今回は特に夏場、そして夏が終わって秋への衣替えの時にしっかりと対処してないとひどくなる汗染みの黄ばみについてです。
特に目立つワイシャツやTシャツ、夏場にかいた汗をしっかりと落としておかないとすぐに黄ばんでしまいます。
汗染みや黄ばみの原因
白シャツに目立つ汗染みが黄ばむ原因は、皮脂や汗が酸化したものです。
黄ばみだけでなく黒ずみにもなるものもあります。
汗をびっちょりかいて汚れている状態で洗濯せずに放置する人は少ないかと思いますが、そのまま服の山に埋もれたらカビが生えますね。
ちょっと出かけた時だけしか着てなくて汚れてない(汗かいてない)から大丈夫、匂いもしないし大丈夫でしょ。
と洗わないでいると、目には見えず匂いもしないですが付着した皮脂が酸化して黄ばみの原因となります。
汗染み皮脂の油汚れと水溶性の汗汚れが層になっているので家庭の洗剤を使った水洗いだけではなかなか落ちないんですよね。
逆にクリーニングに出すときも汗抜き加工があるように、ドライクリーニングという石油系の溶剤で油汚れを溶かしても水溶性の汚れが残るのでその処理をするのでクリーニングの納期も通常2~3日なのが1週間ほど伸びる場合もあります。
<水溶性の汚れ>
汗、しょうゆ、果汁、アルコール
<油溶性の汚れ>
皮脂、口紅、ファンデーション、クレヨン
汗の種類
汗について少し詳しく書きます。
汗には2種類あり、脇から出るのはアポクリン汗線から出ている少し粘り気があり色素も含まれています。
アポクリン汗線から出る汗は汗染みの黄ばみやにおいがあります。そう、ワキガの原因なので黄ばみが激しい人やにおいが気になる人は病院で相談してみるのも一つ方法です。
定期的に汗をかくとサラサラしたものが出やすく、肝機能の低下や運動不足の人が汗をかくと粘々している汗が出やすいのでそういった意味でも運動不足の人や飲みすぎの人は黄ばみやすいと言えます。
対策
汗染みや黄ばみになる前であれば洗濯して皮脂汚れを取ることで予防できます。
軽い黄ばみぐらいの場合は、重曹の研磨剤としての効果を期待してこすり洗いをしたり、酸化した酸性の汚れを落としやすいアルカリ性の洗剤を使うことで落ちる場合もあります。
黄ばみが出る前でも皮脂をしっかりとることが黄ばみの予防となります。ただ、心配だからと洗剤を多く入れてもすすぎでしっかりと洗剤が落ちなくて、残った洗剤が黄ばみの原因になったりもするので注意が必要です。
かなりしっかり黄ばみが出てしまって洗濯しても落ちない場合については次で紹介します。
ワイシャツの脇の黄ばみが落ちない理由
ワイシャツの脇にできた黄ばみが落ちない!洗濯を何度しても改善が見られない場合は繊維の奥まで黄ばみが浸透していることが多いです。
衣類のカビも同じで繊維の奥にまで入ってしまうと家庭ではまず取れません。
プロのクリーニングに出してもとれるかどうかって感じです。
古い汗染み落とし方
ワイシャツの黄ばみで時間がたったものなども同じなのですが、古い汗染みの落とし方として魔法の水というのが話題です。それを試してみるかプロに染み抜きクリーニングを頼む2択となります。
魔法の水以外にも家庭でできる方法は色々とありますが、一番評判がいいものを試して無理なら家庭での対応は諦めるのが賢いのではと思います。
※どうしても家でどうにかしたい場合はいろいろ試してみてください。ただそこまでこだわるということは大切な服だと思うので生地を傷めないように気をつけてください。
魔法の水
先ほど出てきた魔法の水の分量
重曹:小さじ1
酵素系液体漂白剤:小さじ3
食器用洗剤(除菌効果がないもの):3滴程度
道具
歯ブラシ
タオル
分量を軽く混ぜてシミの部分を軽くたたく、その水洗いして完了。
かなり万能と評判いいのですが酵素系液体漂白剤が使える生地かを確認してから試してみてください。
わからない場合は目立たないところで小さく試すなど。
落ちない黄ばみはプロに任せる
黄ばみが家庭で落とせない場合はプロにお願いするしかありません。
黄ばみとカビはクリーニングのなかでも最難関と言われているのでしっかりと技術があクリーニング店に出さないとシミが消えてない状態で帰ってくるなど悲しいことになります。
近所のクリーニング店がよほど腕が良いと評判でないなら宅配クリーニングのほうが料金も安く腕もしっかりしている企業もあるのでおすすめです。
おせっかいな宅配クリーニングのリナビスは値段もそこまで高くないのにクリーニングの技術力が高いのでおすすめです。
職人が長く働いているということはそれだけ蓄積してきたノウハウがありますよね。リナビスの汗染み抜き加工は生地の奥のほうにまで入り込んだシミも落とします。
その染み抜き加工の無料キャンペーンをやっているので気になっている人は今のうちに試してみたほうがお得です。
※2020年10月31日23:59まで
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黄ばみが落ちない場合、捨てるか切って油汚れなどをきれいにする雑巾として使うかぐらいしかないのでまだ着たい服はプロに任せてみましょう。